医療機器のご紹介
医療機器の性能は日進月歩で発達し続けておりますが、高度に医療が発達した現代にあっても、皆様の訴えを詳細に伺い、自分自身の五感を使って診察した所見 にこれまでの知識と経験を照らし合わせて病気を診断したり、病状の変化を捉えたりすることが基本であり、医療機器はあくまでも補助的な道具に過ぎません。 当クリニックでもこのような人間対人間の医療を心がけていくつもりですが、医療機器は診断をさらに確かなものとし、他の人にもわかる客観的な内容として示 すことができ、機器の性能とその限界を十分に把握していれば非常に有用な診療のツールであります。ただし、一人の医者が多くの医療機器を駆使することは、 現代のような複雑かつ高度な医療を要求される状況ではどうしても困難となります。そこで、当クリニックでは私自身の専門分野を中心に、医療の長い歴史の中 でその有用性が確立され、責任を持って地域の医療に貢献しうると考えられる機器を採用いたしました。
さらに高度な検査および治療が必要と考えられた場合は、岡崎市民病院をはじめとして地域の基幹病院に紹介させていただきますので、お気軽にご相談ください。
当クリニックに設置した医療機器
電子カルテ
皆様が受診した時の診察内容、さらに検査結果などを電子保存して、診療の効率化に役立てます。保存には万全の体制をとっておりますのでご安心ください。
心電図
最も簡単でかつ最も有用性の高い心臓病の診断機器であり、検診にも使用されます。ベッドに仰向けになっていただくだけで検査できます。
マスター運動負荷台
心電図と組み合わせて主に狭心症をスクリーニング検査するための装置です。階段の昇り降りを約3分間行っていただきます。
X線撮影装置
検診から診断まで幅広く用いられるごく一般的な機器です。電子保存を採用したためいつでも簡単に再生することができ、安定した画質が得られます。
心エコー装置
診察所見および心電図、胸部X線などの簡便な検査結果から心臓病が疑われたとき、その後に検査するための装置ですが、胸部に接触させるだけで詳細な心臓の形態や動きがわかります。
ホルター心電図
24時間携帯型の心電図記録装置ですが、主に不整脈や狭心症の診断のために使用します。
電子スパイログラフィー
肺活量などを測定し、肺機能を調べる装置ですが、主に肺気腫や気管支喘息の方の検査に使用します。
簡易型終夜睡眠ポリグラフィー
睡眠中の呼吸状態を検査して睡眠時無呼吸症候群かどうかを調べるための装置ですが、自宅にて簡単に装着できます。